シナリオサンプル


リコ:「マガツヒ…って何?」
イッサ:「禍津日神(まがつひのかみ)、または「まがついのかみ」とも言われます。
「禍(まが)」は災厄(さいやく)、「津(つ)」は「の」、「日」は神霊(しんれい)、
…つまり、災いの神という意味ですね。」
リコ:「む、難しくてよくわかんない…」
アキラ:「ま、よーするに、この国に封じられてる悪い神様ってことさ。」

イッサ:「この世は陰陽のバランスが取れているからこの世たるものなのです。人もまた然り。
…つまり、陰陽のバランスが崩れた人間は「ヒト」ではなくなる。僕達はそういうモノを退治するのが仕事なんです。」


ミツバ:「この地に眠るマガツヒを呼び覚ますには《イズノメ》の血が必要なのですよ…
忘れられた神、マガツヒを祓いし者が1人、《イズノメ》の血を引くものの。
…ねぇ、伊豆野リコ」

リコ:「嘘…でしょ、お兄ちゃん…」

ミツバ:「嘘ではありませんよ。あなたが《イズノメ》の血を引き、
《コトワリ》の能力を持っていなければ、どうなろうと知ったことではありません」

アキラ:「ミツバ、てめぇ…!!」
ミツバ:「…おっと、今は動かないことですよ、出来損ない。儀式はもう少しで完了するんですから」
べるの:「きゃははははっ!そうよそうよ!もうすぐマガツヒが復活してみんなみんな壊しちゃうんだから!」