■鯨冒険奇探


■あらすじ

冒険家であり学者であった祖父を持つアルツ。
ある日、家の物置から妖精のキリン(もちっこ)と祖父の手帳を見つけ、
祖父が唯一見つけられなかった「空飛ぶ鯨の宝」を探す旅に出ることに。
伝説の冒険家も見つけることができなかった空飛ぶ鯨の宝とは…?


■アルツ 一般人/妖精使い
祖父の見つけられなかった宝を見つける為に旅に出たごく普通の少年。
自分が普通なことにコンプレックスを持っている。

■リアー 魔法使い
今ではもう少なくなってしまった魔法使いの一族の末裔。
祖母がアルツの祖父と知人だった為、修行としてアルツを手伝うことに。
落ちこぼれで簡単な魔法しか扱うことができない。

■ラーガト お金持ち/トレジャーハンター
小動物やかわいいものが大好きな青年。
アルツの妖精のもちっこにラブラブらしい。本人には嫌がられている。
筋トレが趣味の妹がいる。

■もちっこ(キリン) 妖精
鏡餅にウサギの耳と奇妙な尻尾を生やしたような妖精。
アルツの祖父の数多の冒険に同行した。…が、しばらく寝ていたので内容はすっかり忘れている。
本来は記憶妖精という物事を記録しておくのに使う妖精。

■ヤマト 獣人/クロネコ盗賊団首領
黒猫獣人の少年。アルツ達によく遭遇しては宝を横取りしようとして失敗している。
実はいい人。

■ミケ 獣人/どじっこ
何をやってもダメな三毛猫獣人。ヤマトを親分として慕っている。