【螺旋:シナリオ/シーン1:予言と旅立ちと不幸の手紙】
キャラ名 | セリフ・効果音など | 状況・セリフの雰囲気など |
ナレーション (na_01) |
「螺旋」第1話 「1通の手紙から始まる物語」 | |
ナレーション (na_02) |
魔王と勇者の戦いが古来より続く世界でのお話。 ある予言者は危機の到来を感じ、各地の有力者に手紙を送った。 |
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リュアイア (lyu_01) |
全てを飲み込む大きな闇…魔王の復活が迫っています。 世界を救えるのは運命に導かれし4人の若者のみ。 新たな地図…屍使い…もう一人の魔王…謎の少女… 4つの道の果てに答えは有ります。 私の予言を信じていただけるならどうか力をお貸し下さい。 |
予言らしくおごそかに。 |
リュアイア (lyu_02) |
なお、この手紙を一週間の内に7人の方に送らないと、 貴方に不幸が訪れます。 占術師 リュアイア |
ここでガラリと調子を変えて明るく。 |
ナレーション (na_03) |
…もとい、不幸の手紙を送った。 | |
エイル (eil_01) |
おかげで切手代は安くつきました。 | うんうん、と納得しつつ。 |
リュアイア (lyu_03) |
ええ、ナイスなアイディアでしたでしょう? | |
ナレーション (na_04) |
しかし、数日後。 | |
エイル (eil_02) |
あれだけ手紙送ったのにどこからも返事きませんねぇ…。 世の中世知辛くなっちゃって… |
後半ションボリと |
(リュアイア、がさごそと手紙を広げる) | ||
リュアイア (lyu_04) |
あら、そうでもないみたいですよ。 | |
リュアイア (lyu_05) |
エイル、これを見てください! ついに!ついに私の予言を信じてくれる方が現れました! |
嬉しそうにエイルに手紙を見せる。 |
エイル (eil_03) |
わあ…! …あんなの信じるのいたのか… |
前半は感嘆、 後半はダークにぼそり、と。 |
エイル (eil_04) |
で、どこの人でした? | |
リュアイア (lyu_06) |
イスカリオテ、という家の方です。 | |
エイル (eil_05) |
ああ、なんか聞いたことありますね。確か高貴な家柄だとか。 | |
リュアイア (lyu_07) |
それでは…。 エイル、お返事をくれた家の方がご協力して下さるそうだから、 あなたも魔王退治の旅に旅立つのです! |
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リュアイア (lyu_08) |
はい。これ、お守りです。交通安全の。 | 軽い感じで。 |
エイル (eil_06) |
…は!?わたしもですか!? …って、師匠、こんなお守りどこで買ったんですか? |
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リュアイア (lyu_09) |
今まで貴方にいろいろな事を教えてきたのもこの時の為! 立派に世界を救っていらっしゃい! |
エイルの抗議を聞いちゃいない。 一人で盛り上がっている。 |
エイル (eil_07) |
あのー…師匠は? | |
リュアイア (lyu_10) |
いいえ、私のことは気にしないで。 …さあ!今こそ旅立ちの時! |
前半はシリアスに、 後半はノリノリに。 |
エイル (eil_08) |
えー。 | 超イヤそう。 |
リュアイア (lyu_11) |
ほら、早く旅立つのです!さあさあ!! | |
エイル (eil_09) |
しょうがないなぁ、もう… | しぶしぶ。 |
ナレーション (na_05) |
こうして、魔術師の少女・エイルは、 魔王退治の為に旅立つことになったのだった。 |