【螺旋:シナリオ/シーン2:ブルジョアと、甘い言葉にご用心】
キャラ名 | セリフ・効果音など | 状況・セリフの雰囲気など |
ナレーション (na_06) |
イスカリオテ家についたエイルを迎えたのは、 当主のジョージとその孫、ユダであった。 |
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ジョージ (ge_01) |
と、いうわけでお前に魔王討伐の旅に出てもらう。 | ユダに向けて厳しめに。 |
ジョージ (ge_02) |
…でよろしいかな、おじょーさん。 | ころっと変わって朗らかに。 |
エイル (eil_10) |
あ、はぁ…よろしくお願いします。 | |
ユダ (yu_01) |
え…僕、ですか…? 僕はただの普通の良いところのおぼっちゃんなだけなのに… |
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ジョージ (ge_03) |
わがイスカリオテ家の次期当主がいつまでも良いところの お坊ちゃんというわけにもいくまい。 なくなった母のためにもしっかりと修行してこい。 |
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ユダ (yu_02) |
はーい…わかりました。 | とほほな感じ。やる気なし。 |
ジョージ (ge_04) |
そうそう、金は出してやる。誰か助けになる人間を探してきなさい。 | |
ユダ (yu_03) |
あ、はい。ええと、求人広告を出してくれば良いんですか? | |
ジョージ (ge_05) |
うむ。なるべく甘い言葉で、報酬はあいまいに書くんじゃぞ。 | |
ユダ (yu_04) |
あ、はい。それはもちろん。 | |
エイル (eil_11) |
…ケチでないと金持ちにはなれないって言うものね…納得したわ。 | ぼそりと。 |
ジョージ (ge_06) |
隣の部屋に必要なものは準備してある。さあ、行くのじゃ! | |
ジョージ (ge_07) |
…ささ、おじょーさん、 もう少し予言のことについて話してもらえんかのう? |
ころりと態度を変えて。 |
エイル (eil_12) |
えっと、手伝わなくていいんでしょうか? | |
ジョージ (ge_08) |
あれに任せておけば何の問題もありませんぞ。 | にこにこと。 |
ユダ (yu_05) |
行って来まーす… | ぺたぺた隣室に。 |
(ユダ、隣室に入る。机の上にはいろいろと。) | ||
ユダ (yu_06) |
ええっと、紙に、マジックに、糊に…うん。全部揃ってる。 …って、広告、全部手書きで作れと!? |
ノリツッコミで。 |
ユダ (yu_07) |
ううぅ…1人で頑張るか…。…怒られると怖いし… | (ユダ、しばらく悩む。) |
ユダ (yu_08) |
えーっと…。 貴方も冒険者になってみませんか? 仕事内容:高名な占い師の予言に従った冒険。 報酬:基本+歩合制度。1ヶ月の研修期間有。 我々は高収入をお約束します。 …と。これでいいかなぁ… |
貴方も〜は淡々と 読み上げるように。 |
ナレーション (na_07) |
研修期間って、何? | |
ユダ (yu_09) |
ほら、なんにでも研修とかって有った方がいいじゃないですか。 あと、最後の1行に「イスカリオテ家」と付け加えるだけで 不審者説はなくなるかなと… |
言い訳っぽく。 |
ナレーション (na_08) |
ナレーションに話しかけないでください。 | きっぱりと。 |
ユダ (yu_10) |
そ、そういえばそうですね。 | |
ユダ (yu_11) |
…よし、できた。ええっと、後は街で人を引っ掛けないと… | |
ナレーション (na_09) |
広告を作ったユダは、人を引っ掛けるべく… もとい、勧誘するべく街に向かった。 |