【エキストラキャラ】
■名前:“クイーン”
■年齢:20前後(外見) ■性別:女
■種族:虚無/使い魔 ■武器:剣
■話し方:一人称「私」 二人称「貴方」
礼儀正しい貴婦人のように話す。
■外見:個性のない人間型の使い魔。
見目麗しいドレスに身を纏っている。
■設定:
虚無の手駒。
虚無側にも魔女がいるのであるならば、虚無側に作られる使い魔が存在しない道理はない。
彼女はしかし、己の意志がない。
何も考えず、手駒として虚無に操られる。
……はずだった。
竜との戦いの中で、何故か自分を庇った竜がいた。
彼は、『女が戦場で死ぬ道理はない』と言って彼女を庇い、去っていった。
彼が何を言っているのかわからなかった。確か彼はずっと我々と戦ってきたのではなかったか。
その時の感情をなんと呼べばいいのだろう。
いや、何故彼女に感情などが生じたのか。
そう。その時、彼女は始めて己の意志を持った。
彼女は思う。
このまま、竜と戦っていても良いのだろうか、と。
■竜を探す理由:
虚無の命令に従って。
それが理由だったはずなのに。
いつのまにか、あの時の竜の姿を探し初めていた。
自分の中に生まれたものを尋ねる為に。
そして多分、あの時の事に感謝する為に。
■台詞:
「………。ふぅ、黙っているのも、楽ではありませんね」
「私に……名前はありません。貴方がつけてくれませんか?」
「竜を発見……あの方なら、彼を知っているかしら」
「ありがとう、ルーク。貴方は私達皆を愛してくれているのね」
■登場する話:クルースニクスの話
(キャラ原案:桜町葵さん/イラスト:依夜さん)
■名前:"考える駒"(通称:コマ)
■年齢:15前後 ■性別:男
■種族:人間
■武器:ない。強いて言えば知略・計略
■話し方:一人称「僕」 二人称「君」
人を馬鹿にしたような口調で喋る。
■外見:色白で顔色はあまり良くない。貴族らしい上等な衣服を着ている。
足が悪い為、杖をついている。
■設定:
帝国領の古い血筋の貴族の生まれ。
虚無に取り込まれていない人間の身でありながら、虚無に与する者。
幼い頃は両親と共に幸せに過ごしていたが、
第二夫人と、彼女に唆された実の父親によって母を失い、
自分も殺されかける。
その時の傷のせいで片足の自由がきかない為、いつも杖をついている。
自らの力のみで実の父親と第二夫人を死に追いやった後、
幼くして当主となった。
それ以来、常に世界や人生に退屈しており、刺激を求めている。
虚無と出会ったのは母親を失った直後。
家に有った書物で虚無の存在を知っていた。
虚無から示された全ての提案(母親を生き返らせる、元通りの幸せな家庭、
元の身体、永遠の命、権力、王の座、金銭などなど)を断り、
それ以来人の身のまま虚無に協力することとなる。
虚無側もそれはそれで利用価値があると思っている。
■竜を探す理由:虚無にそう言われているから。あと面白そうだから。
■台詞:
「面白いものを見せてくれるなら誰だっていいよ。この世界は退屈過ぎる」
「今度の国はどれだけ持つかな?どうせすぐに潰れるんだろうけど。」
「へぇ…君達、面白いね。それで虚無を倒すつもり?」
■登場する話:クルースニクス、レキの話
(キャラ原案:さのや/イラスト:依夜さん)
■名前:"ドッペルゲンガー"ドロシー
■年齢:現在は16〜17歳 ■性別:現在は女
■種族:使い魔
■武器:変身した相手と同じものを用いる
■話し方:一人称「私」 二人称「あなた」
幼さの残る口調。
■外見:栗色の長い髪に緑色の目をした可愛らしい少女。
■設定:
本体を持たないと噂され、恐れられる使い魔。実は鏡が本体。
決まった姿を持たず、他人の姿を取ることができる。
不良品なのか、精神的に不安定。自分の「あるべき姿」を探している。
善悪の区別なく、ただ自分の望みを叶える為だけに戦う。
■台詞:
「いいなぁいいなぁ、この姿。気に入っちゃった」
「その姿…あなただけが独り占めしちゃずるいわ。私にちょうだい?」
「『私』は2人もいらないの。あなたは邪魔ね…死んでくれる?」
■登場する話:ノエルの話
(キャラ原案:さのや/イラスト:依夜さん)
■名前:“脳天気楽型アイドル”マリオン・マリナス
■年齢:15 ■性別:女
■種族:妖精 ■武器:歌(音痴)・指向性マイク
■話し方:「わたし」 二人称「君」
天然を装っているが時々黒い。
■外見:ドピンクの髪に頭がイカレてるくらいのロリータファッション。
■設定:
妖精達の間に噂がある。
それは、『消えてしまった竜に会えばどんな願いも叶う』というもの。
それを聞いて立ち上がったのは1人の夢見る妖精であった。
その名はマリオン・マリナス。
妖精界のアイドル(自称)の彼女は夢を叶えてもらう為に旅に出る。
■竜を探す理由:
『妖精界だけじゃもったいない。全世界中に私の晴れ姿を見せてあげなくちゃ★』
というイカレた妄想に取り付かれて竜を探す。
目指すは竜の住処。願い事を叶えてもらう為に今日も行く。
■台詞:
「えー、なんのことかわかんなーい♪ ……それ以上言ったら、殺しちゃうゾ?」
「なんでなんでー? 別にこっちの道で良いじゃない。わたし空飛べるしー」
「ま、まさか君が私のことそういう風に思ってるなんて……。
ごめんね、ごめんね! 私、皆のアイドルだから、君の気持ちには答えられないの!!」
■登場する話:アテナの話
(キャラ原案:桜町葵さん/イラスト:依夜さん)
■名前:"流浪の弾手"(るろうのひきて)
■年齢:15歳 ■性別:男
■種族:人間
■武器:バイオリン
■話し方:喋らない
■外見:銀髪・銀色の目。髪の片側に飾りをつけている。
(ユーリヤと似たデザインのもの)
バイオリンを持っている。
■設定:
虚無に取り込まれた少年。
音を操る能力を持ち、バイオリンの音色を武器にする。
実はユーリヤの双子の弟のフロール。
■登場する話:ユーリヤ、レキの話
(キャラ原案:桜町葵さん/イラスト:依夜さん)