はじめる前に

(実際のトランプを使用して遊ぶ場合)

ジョーカーが2枚入ったトランプ一組をシャッフルし、
裏面を上にして重ねて置いておきます。

これを「山札」と呼びます。

人数が4人以上の場合は、トランプを2組使ったほうが良いかもしれません。

 

キャラクター作成

作成手順

  1. クラス・まほうの決定
  2. アイテムの取得
  3. HP(ヒットポイント)の決定
  4. MP(マジックポイント)の決定
  5. 名前・年齢・性別などの決定

1.クラス・まほうの決定

クラスをひとつ選び、クラス説明の下にある「まほう」をひとつ取得します。

※「まほう」について

・キャラクターの使える特殊な能力です。冒険中1回しか使えません。

・魔法を使うには手札に「コスト」に書かれたカードを持っている必要があります。

魔法を使ったらコストのカードは捨ててください。

・魔法は基本的に好きなタイミングで、自分や他人に使うことができます。
(効果に詳細がある場合は、そちらを優先してください)

 

◆クラス

◇スペードの魔法使い

 別名"剣"(ソード)の魔法使い。戦うことが得意な魔法使いです。

《きりさき》 コスト:スペードのカード1枚
 スペードのカードを1枚捨てる。
 敵にそのカードの数字と同じダメージを与えることができます。

《スペードのトランプ兵》 コスト:スペードの絵札1枚
 戦闘中/スペードの絵札を1枚捨てます。
 カードの使い魔を召喚します。
 その戦闘中、通常攻撃の時に攻撃を2回行なうことができます。
 (対象は別々のものを選んでも構いません)

 

◇クラブの魔法使い

  別名"杖"(ロッド)の魔法使い。カードを操ることが得意です。

《いかさま》 コスト:クラブの札1枚
 クラブのカードを1枚捨てる。
 直前に出したカードの数字を+1か-1することができます。

《クラブのトランプ兵》 コスト:クラブの絵札1枚
 イベント表を振るとき/クラブの絵札を1枚捨てる。
 カードの使い魔を召喚して道案内をしてもらえます。
 次のイベントを決める時に山札を引かずに、
 持っているカードを1枚出してイベントを指定することができます。

 

◇ダイヤの魔法使い 

 別名"貨幣"(コイン)の魔法使い。交渉が得意です。

《すりぬけ》 ダイヤの札1枚
 ダイヤのカードを1枚捨てる。
 出たイベントをなかった事にして先に進むことができます。

《ダイヤのトランプ兵》 コスト:ダイヤの絵札1枚
 判定を行なうとき/ダイヤの絵札を1枚捨てます。
 カードの使い魔を召喚して判定を手伝ってもらえます。
 判定の達成値を+5します。

 

◇ハートの魔法使い 

 別名"聖杯"(カップ)の魔法使い。回復が得意です。

《ひーる》 コスト:ハートの札1枚
 ハートのカードを1枚出す。
 仲間の「まほう」をひとつか、HPをそのカードの数字と同じだけ回復します。

《ハートのトランプ兵》 コスト:ハートの絵札1枚
  「まほう」か「HP」の回復を行なう直前/ハートの絵札を1枚捨てます。
  カードの使い魔を召喚し、
  その回復を2回行なうことができます。
  (対象を別々に選んでも構いません)

 

◇ナンバーの魔法使い

 別名"数学"(マクスウェル)の魔法使い。
 上記の"スートの魔法使い"たちに軽んじられる、数字の小さな札を扱う魔法使いです。

《たしひき》 コスト:1~10の数字札、2枚 
※取得時にスートを決めること。そのスートの札しか使用できない

 自分・味方のみ/数字のカード(J・Q・K以外)を1枚出す。
 直前に出した札の数字に、出したカードの数字を足すか、
 直前に出した札の数字から、出したカードの数を引くことができます。
 ※効果を適用したらさらに手札を1枚捨てること。
 以後は「だいひんみん」と同じように、冒険中に持てる手札の数が1枚少なくなります。

《数字のトランプ兵》 コスト:1~10の数字札、1枚
 ダメージを受けたとき/カードを1枚捨てます。
 捨てたカードと同じHPの使い魔を呼び出し、
 使い魔のHPが0になるまで、冒険中のダメージを肩代わりしてもらえます。
 (HPが0になると使い魔は帰ってしまいます)

 

◇ジョーカーの魔法使い

 別名"愚者"(ザ・フール)の魔法使い。奇抜な魔法が得意です。

《すーとまじっく》 コスト:なんでも 1枚
 誰かがカードを出す前/カードを1枚出します。
 次に出すカードのスートは、すーとまじっくで出したカードと同じものとして扱います。

《あんちまじっく》 コスト:なんでも 2枚
 誰かが「まほう」を使った後/カードを2枚捨てます。
 その「まほう」の効果を打ち消します。

《わいるどかーど》 コスト:ジョーカー1枚
 判定を行なうとき/ジョーカーを1枚出し、それを1~13の好きな数字の札として扱えます。

《トランプの王様》 コスト:Kのカード1枚
 誰かが魔法を使う前/トランプの王様を呼び出して魔法の効果を広くしてもらえます。
 魔法の効果を敵全員か、味方全員に変更します。
 また、数値が必要な場合はカードの数字を13として扱います。

 

2.アイテムの取得

◆初期所持金

キャラクターは所持金を「500えん」持っています。

◆初期所持アイテム

キャラクターは買い物で買えるアイテムの他に、どちらかひとつを持っています。

・ヒールポーション 非売品
効果:山札を引き、そのカードの数字分のHPを回復する

・マジックポーション 非売品
効果:まほうを1つ回復する

 

◆購買アイテム&汎用魔導書

トランプタワーの購買部で購入できるアイテムです。

冒険の前にここから好きなものを1つ購入できます。


アイテムや魔導書はいつでも好きな時に使用することができます。

但し書きがない場合は、使用するとなくなります。


・えんぴつ 100えん 

効果:マナの魔法陣を書いて誰か一人の魔法をひとつ回復する

・消しゴム 200えん
効果:直前に出たイベントをなかったことにする

・ノート 300えん 
効果:新しい魔法を覚える
(自分のクラスの覚えていない魔法からひとつ選んでください)

・定規 400えん
効果:以後の冒険中のMPを+1か-1する

・コンパス 500えん
効果:マナの魔法陣を書いて、全員のまほうをひとつ回復する

・ブランクトランプ 100えん
効果:カードを一枚捨てて一枚引き直せる

・こぴーの魔導書 200えん
効果:冒険中、一度見た魔法を1回だけ使えるようになる

・かくめいの魔導書 200えん

効果:出したカードの数を「14-カードの数」に変更する。

 

・だいふごうの魔導書 200えん

効果:使用すると、この冒険中のMP(手札の枚数)が5になる。

 

・だいひんみんの魔導書 200えん

効果:この魔導書は持っているだけでMP(手札の枚数)が3になる。

ただし、冒険中好きなタイミングで魔導書を使用すると、手札を一時的に6枚に増やすことができる。

(その場合、手札が2枚以下になるまで補充できない)

 

・すぴーどの魔導書 200えん

効果:判定のとき/手札を2枚出して、合計の数で判定できる。

 

・いれかえの魔導書 200えん

効果:手札を全部捨てて、山札から手札を補充する。

 

・えーすの魔導書 200えん

効果:カードが何であろうと判定を成功にする。数字が必要な場合は10となる。

4.HPの決定

合計が7以上になるまで、シャッフルした山札からカードを引き、数を足していきます。

最終的なカードの数の合計がHPになります。

 

例)J(11)が出た>7以上なので追加のカードは引けない。HPは11に。

 2が出た>7以下なのでもう一枚引く。引いたカードが6だったので2+6でHPは8。

 

5.MPの決定

キャラクターが持っている「手札」の数です。通常は「4」です。

※「だいひんみん」「だいふごう」の魔導書や、イベントなどで増減する場合があります。

 

6.名前・年齢・性別などの決定

キャラクターの名前・年齢・性別を決定します。
自由に決めて構いません。